ピンクダイアモンド この石の魅力

全世界で産出されたダイアモンドの
たった2万分の1しかない幻のピンクダイアモンド

鉱山の風景。ピンクダイアが通常のダイアモンド(ここでは白ダイアと呼びます)と区別して認識されるようになったのは、1980年代のことでした。それ以前にはピンクダイアはダイアとは見なされず、精々色を誤魔化して白ダイアとして取り引きされる程度でした。そして近年、その美しさと希少性で世界中の人々を魅了し現在の地位を確かなものとしたのです。
オーストラリアでのピンクダイアモンドの産出量は、世界の95%を占めていると言われています。そのほとんどは西オーストラリア州のアーガイル鉱山で産出され、ダイアモンドの年間産出量3千万カラットのうちわずか4,000カラット(800g)未満しか産出されません。世界産出量に比較すると実に2万分の1の珍しさと言えます。その中でもピンクダイアモンドは色だけでも27の等級に分類されており、価値も様々です。

近年のピンクダイアモンドの状況

ここの数年の間に、宝石店でのピンクダイアの様子は様変わりしました。
以前はショーケースに並んでいた、ひと目でピンクと分かる色で比較的大きな石は姿を消して、あまり注目されていなかった淡い色や茶色がかった色の石が高値で取り引きされるようになりました。下のチャートをご覧ください。

ピンクダイアの価格推移
「幻のピンクダイア」と呼ばれるほど稀少であるこのピンクダイアが、近年、価格上昇を始めたのには、二つの理由があります。一つには、何度となく鉱山閉鎖の危機に立たされながらも、価値の上昇によって閉鎖を免れてきたものの、近年採掘の量が激減した為に2012年をもってついに閉鎖されてしまうそうです。
そしてもう一つ、今回の価格高騰を発生させたのが、その販売ルートの変更です。平成18年6月1日よりオーストラリア政府が約束した流通ルートが解除され、通常の白ダイアと同様にユダヤルートで全世界へ拡がり始めてしまったのです。
「幻のピンクダイア」が本当に幻になってしまうのもそう遠くはないはずです。
ピンクダイヤモンド。

ピンクダイヤモンドの色の等級等、詳しい説明はこちら
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